「自分で考えて、やる」という時期がきた。地域おこし協力隊、お手伝いの次のステップを考える。

こんにちは。
焼尻島の地域おこし協力隊のおっくんです。


9月も暮れに差し掛かってきました。

パリーグ党の僕は贔屓球団で現在2位を走るオリックスの動向が気になってやまないのですが、みなさんはいかがお過ごしでしょうか。

ネットで試合中継を聞きながらメシを食い、得点時には一人で「おっしゃー」と言ったあと、我に返って一抹の寂しさを覚えるのが最近のライフワークです。

 

さて、プロ野球も慌ただしいですが、観光シーズンを終えた焼尻島もひそかに慌ただしくなっています。

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ひと通り「用意されていたイベント」が終わった!さて。

 

1月に地域おこし協力隊として着任した僕は、地域行事の運営やお手伝いが主な仕事になりました。地域に慣れる意味も込められており、非常に有意義だったと思っています。 

島の中での人間関係をつくる意味も、島そのものを知る意味でも、避けては通れませんし、絶対に必要でした。

が、先日の日記でも述べたとおり、それだけではダメ。

 ⇒脱“労力の足しになる若者”へ。地域おこし協力隊の僕に必要なのは“行動力”ではなく“実行力”

 

羽幌町地域おこし協力隊の場合、市街地区担当、天売島担当の仲間と共に3人で婚活事業(8月)を取り組んだのを最後に、具体的に用意されていたイベントもいったん終わりました。

9月からは、黙っている限り「しばらくやることがない」状況です。

もちろん、黙っているわけにはいきませんが。

 

 
「地域を知り、慣れる期間」から「地域に根ざし、主体的に動く期間」へ

 

そう言えば先日、一般社団法人移住・交流推進機構(JOIN)から、地域おこし協力隊に関するアンケートが届きました。

いや~、こうしてアンケートを記入すると、なかなか自分を見つめるイイ機会になったりするもんですね。

「ぶっちゃけ、任期後どうするの?」なんて、けっこうスルドイ質問もありました。笑

 

いやしかしそうですね。

協力隊の場合、最初から“具体的な活動(農業など)を持っている人”と“持っていない人”がいるワケで、おそらく全国の協力隊員の半数以上は後者に該当するはずです。

どこかで必ず「地域を知り、慣れる期間」から「地域に根ざし、主体的に動く期間」への移行しなくてはならないはずで、僕は今まさにそのタイミングを迎えていると思います。

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さて、今僕がそんな状況ですので、島内・島外の人たちも色々と助言してくださるのですが、それぞれの言葉がとても印象的でした。

以下にまとめてみます。

 


ご意見①正直、厳しいよ。

「いや~、正直、厳しいよ」「島の外に行くほうがいいよ」と、よく言われます。む~、言いたいことは非常によくわかります。島で具体的な雇用は限られていますし、やむを得ず島を出て行った人も多いわけで。協力隊という雇用で島に住むなんて非常にイレギュラーなケースです。ただ、個人的には厳しい環境に屈して諦めてしまう程度なら、協力隊の仕事に就いてはいけないと思うので、任期中はできる限り足掻いてやろうと思っています。笑


ご意見②しがみつけばなんとかなるよ。

これは島に移住した奥さんから聞いた言葉です。たとえば、こんな小さな島にも隙間や人手不足の問題は存在していて、冬の雪下ろし、ホタテ作業、草刈り、お年寄りの送迎……など、必要とされている仕事があるのです。こういう仕事を、島の人たちは「拾い仕事」なんていうのですが、細かく挙げればそれなりに「拾い仕事」が存在してます。

「拾い仕事をこなしつつ、本業の足場を固めていく手段もあるんだよ。しがみつけばなんとかなるんだ」……と奥さんは話してくれました。

正直、僕自身も「しがみつけばなんとかなる」と思っているのですが、それを島の人に言ってもらえたことで、すごくラクになった気がします。


ご意見③特定の地域に骨を埋めるよりも、どの地域でも役立つスキルを身につけなさい。

「この島でダメだったらどうするの?他所でもツブシが効かないと大変よ」と言われたこともありました。たしかに僕も任期が終わるころには30歳。仮に転職してリスタートするにも易しくない年齢になっていきます。そういった部分で、「どの地域でも役立つスキルを身につけなさい」という助言なのだと思います。

たとえば、地域おこし協力隊の場合、座学のために色々なセミナー、講義を受ける機会があるのですが、これらの講師の方々は、自分の専門分野を活かして各地で活動しています。別に講師を目指したいわけではありませんが、自分のスキル次第ではこうした関わり方もできるということ。選択肢のひとつとして、頭の中に置いておきたいです。


ご意見④起業する、ならその覚悟はあるか?

僕の場合、観光サービス(宿開業とガイド)に取り組みたくて地域おこし協力隊に応募した経緯があり、島でそれを叶えるとしたら起業するしかありません。

そこで言われるのは「覚悟はあるか?」という意見。「起業する」ことの覚悟はもちろん「この島でやる」という覚悟も含めて、「覚悟はあるか?」ということです。

はっきり言って今の時点でその覚悟はありません。

たとえば、自分が食えるか、結婚して養えるか、世話になった両親にまでお返しができるか、今のところそこまでの見通しが立たないからです。

 

ただ、「そんなのやってみないとわからないよ」と、自分に対してツッコミを入れたくなる自分も。

地域おこし協力隊の先輩でいろいろとお世話になっている、遠別町の隊員5号さんの日記を以下に引用します。今の自分にとっても「まさに!」という感じ。やはり行動力ではなく実行力ですね。自分の感性で色々動いてみるのが今後しばらくの目標です。

意味を調べてみると、

そんなわけで最初は悶々と考えていることも多く、何をしたらいいのかなー、とか何が求められているのかなー、なんて考えたりもしていましたが、一向に答えは出ないわけです。それは当然です。色々動いてみて初めて課題やら何やらも見つかっていくわけですから。それからは、好きなことを好きなだけやってみようと考えを改めました。

引用

地域おこし協力隊の残り任期が2ヶ月弱。今思うこと。

 
だとすると、次にやることは……?

 

みなさんの意見を踏まえると、今後なんてどうとでもなる!って言い方もできます。少なくとも今悩むだけ仕方のない話です。……と、散々っぱら悩んだ奴が偉そうに言ってみます。笑

 

ただ、動かないことには次がないのも身に染みて感じています。

現在は、来年の島の観光シーズンに向け「島内にベンチを置こう」なんて企画を揉んでいる最中。また、観光客を引率する島内ガイドになるための勉強も、少しずつですが取り組んでしています。また、昔から島で食べられている“島ならではの料理”をまとめた読み物を作りたいと思ったので、詳しそうな人に相談しています。「島の空き家を改装して受け皿を増やそう」という話も動き始めました。あと来年は漁協の准組合員になって海藻拾いから加工まで挑戦してみたいです。ほかにもいくつか案はありますが、案のまま眠らせないよう、一個一個進めていきたいところです。

ある程度、誰かのお手伝いであれこれ取り組んだからこそ、今更ながらに、自分で考えて「あれをしてみたい」「これをしてみよう」が見えてきました。

 

あとはやるだけ……、ですね。

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