【海藻ライフ】海藻拾いのタイミングを読みながら、自分の生活と照らし合わせてみる。
3月も半ばを過ぎました。
ここ焼尻島も、異動で島を離れる人、
僕も僕でやらなきゃなんないことが山積みですが、「
さて、前回は岩のりの話題でした。
その後も、ぎんなん草、岩のり、ふのり、
冬は海藻の季節らしいです。
「海の冬は陸上で言う夏」だと本に書いてありました。
どういうことかと言うと、
つまり、冬の海藻は育ち盛り。食べても美味いワケですから、
ただ、ご存知冬の北海道。なんまら寒いです。わやです。
今年度の冬は比較的あたたかく、雪も大して降りませんでしたが、
それでも波が強い日は頭から海水に襲われたりしますケド。
焼尻の海藻拾いは予定が立てにくい。
やってみてわかったのですが、
まず、海の状況。
当然ながら、海がシケている日は海藻拾いはできません。
……ってコトは、天気予報を見ながら「凪の日はいつか」
焼尻のわかめを例に挙げます。
焼尻のわかめは100%天然モノ。「
とは言え、風向き、波の状況で流れ着く場所まで違ってくるそうで、なにかとハッキリしない存在。それがおもしいっちゃあおもしいんですけどね〜(最近覚えた北海道弁「おもしい=おもしろい」)
当ブログ初の動画を載せてみます。こんなカンジ。
焼尻島のわかめ拾い風景
https://www.youtube.com/watch?v=u3BgSlDtwTk
海藻の場合、潮が満ちていると、不都合が多いです。
岩のりなら多くが海に浸かってしまって採りにくくなるし、
防水対策はしていても、遊泳できる格好ではないので。
なんやかんやで、潮が引いているほうがやりやすいのは言うまでもないワケです。
焼尻島での生活手段のひとつとして海藻拾いを覚えようとしている最近ですが、協力隊として活動の幅を拡げすぎてしまった感の僕なので、それ以外にもなんだかんだと「仕事」「やりたいこと」があります。(ちょっと収集がついてない)
島外への出張のタイミングも難しいですし、協力隊とは別の位置づけですが、島民若手で形成する島おこし組織(後日これはこれでブログにしたいです……)の立ち上げや運営に関しても検討して取り組む時間が必要です。更に言えば、3年の協力隊任期後のことも具体的に描きつつあります。
その中で、海藻拾いをどういう位置づけで取り組むか。
海藻だけに集中して稼ぐ方向を目指すのか、趣味の範囲で小銭程度稼ぐ位置づけを目指すのか、これは今後具体的に考えていかなくてはなりません。
海藻を拾うことがゴールではない。
まず実作業の面。当然っちゃ当然ですが、海藻は拾ってからのほうがやることが色々あります。
ぎんなん草なら、固い茎の部分をひとつひとつハサミで切ったり。
岩のりなら、塩抜きして(画像)脱水して干して……となんやかんやしたり。
海藻で商売をしている島人からは「採ってからがゆるくないんだよ」と、よく言われています。実際やってみても、ゆるくないです。笑
で、採るだけじゃなくて、その後どうするか。今は、「島の人が商品として売り物にしている状態」までを見よう見まねでやっていますが、海藻を拾うからには、「拾ったあとどうするか」の目標設定が大事。自分なりのやり方ってヤツがあるはず……と思っているんですけど、どうなんでしょうかね。笑
生業に変えられる部分を手探りで探しているカンジです。
まとめにならないまとめ、とりあえず楽しい。
なんか文章にすればするほど、自分の状況が特殊過ぎてワケわかんなくなってきました。笑
あれこれ書くと考え事ばかりしてるように見えますが、海藻拾いをしている朝の数時間はあまり何も考えていません。笑
っていうか、何も考えずに身体を動かしているのが一番楽しいです。島っぽくて。
あとは、どうやって自分の生活の波長を合わせていくか。これは今年から来年にかけての課題になりそうです。