地域おこし協力隊が、焼尻島で観光案内のガイド見習いモニターを行います【やぎしり島HIKE】
こんにちは。
ブログ的にはまたまたお久しぶりです。
最近、僕のブログ記事を見ていただいた流れでお仕事やお問い合わせを頂くことがそれなりにあるのですが、肝心のブログをそんなに更新してなかったりします。あきまへんなぁ。もっと頑張ろうと思います。(毎回そんなこと言ってるけど)
今回は告知です!
観光案内モニター『やぎしり島HIKE』やります!
冬場の海藻採集活動を終えてから、地道に取り組んでいたのが島内案内活動の準備。
今週末、7月18日(土)から9月22日(火)まで、焼尻島を歩いて案内するモニターガイドを開催することになりました。
概要、こんなのです。
(表)
(裏)
保険について(こちら)
羽幌町観光協会(焼尻・天売の観光案内モニターガイド開催!)
体感して欲しい焼尻島の奥行き
誤解を恐れずに言いますと、僕が初めて焼尻島を訪れたとき、「ほんと、何もない島だなぁ」と思いました。今から8年前、大学3回生のときでした。
「何もない島」というのは、“何もないけどそれがいい”というポジティブな意味も含まれますが、“島を訪れたは良いけど何をすればいいの?”とネガティブな気持ちになった意味でもあります。8年前に訪れたときは、ほとんど島民の方々と交流することも無く、地図だけを頼りになんとなく見てまわっただけでした。
僕は60以上の島々を旅しているものの、焼尻島に関しては特別な印象が残らなかったのが正直なところです。しかし、だからこそ「地域おこし協力隊」という立場なら、なにか面白いことができるかも知れない。そんな気持ちで移住し、2年目を迎えました。
過去のブログ記事でも書きましたが、2年も過ごしていると面白いことの連続ですし、島民の方々と交流を深めるほど、愛着がわくような出来事もたくさんありました。
見方を変えれば、焼尻は間違いなく面白い島だったのです。
たとえばこんな……
ただ、8年前に観光で訪れたときはそうは思えなかった。
だから、移住して初めてわかったことが、観光客の方々に少しでも伝えることができれば……なんて思い、今回の企画になりました。
焼尻の魅力は観光シーズンに集約されていない。
もうひとつ、焼尻島の魅力を語る上でどうしても歯がゆいのが、「焼尻の魅力は観光シーズンに集約されていない」ということ。観光シーズンとしては船の便数が4便体制になる6〜8月あたりですが、それ以外の季節も深堀りすればオモシロイのです。
個人的に、この島の何がオモシロイかって、四季の移り変わりを生々しく感じられることだと思っています。春夏秋冬、ホントに同じ島なの?と思えるくらい、コロコロと姿カタチを変えてくれます。そこそこの離島マニアを自負している僕ですが、この劇的な四季の移ろいを感じられるのは北海道の島ならではだと思っています。
ですので、「移住者」というアドバンテージを生かし、観光シーズン以外のオモシロさとか、そのへんのことまでお裾分けできればなぁ……なんて考えています。
俳句を詠みます。
焼尻島の過去の資料なんかを振り返ると、特に学校を中心に俳句や川柳を詠む文化があったみたいです。僕が移住した時点では、すでにそういう雰囲気を感じなかったので、仲良くさせてもらっている島の人たちが過去に詠んだ俳句を見たりすると、なんだか「フフッ」とさせられるワケです。笑
そんな焼尻の過去にちなみ、今回「俳句を詠もう!」なんて趣旨にしました。僕自身、俳句はど素人です。笑
ついでに“ハイキングのハイク”と、“俳句のハイク”をかけて【やぎしり島HIKE】なんて命名しちゃいました。
隣島・天売島の協力隊は、“歩く”と“アーキテクチャー(建築)”をかけて【歩きテクチャー】なんて命名したみたいです。2人して親父ギャグっぽくなってるのはたぶんたまたまです。笑
というワケで……ご予約お待ちしております。
島民歴2年目、焼尻島は非常に奥深い島なので、僕もまだまだ勉強中の身です。特定の分野に特化した専門的なガイドはできませんが、移住者目線でしか語れない話の引き出しはたくさん持っているつもりです。
まだまだ未熟者ながら、小さなことからコツコツと西川きよしばりに頑張っていこうと思ってます。
ご予約お待ちしてます〜
【やぎしり島HIKE】のご予約はこちらから
https://reserva.be/yagishirihike2015
PS:焼尻島で関西訛りが聞ける貴重な機会です!