【海水浴】北の島・焼尻島の海を泳ぐのが楽しすぎてカメラが欲しくなった話

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おことわり:今回はあくまで「焼尻島の海で海水浴をしました」っていうお話です!

 

毎度どーも。焼尻島のおっくんです。

突然ですがね、僕思うんですよ。

「あぁ、知ったかぶりほど罪なことは無いな」と。

たとえば、“キョーレツなキャラ”、“クセのある喋りかた”の関西人がいたとして、「関西人ってみんなあぁなんだよね」とか言っちゃう人。

関西人

おいおい、関西人の何を知ってんのよと、1を見て10を語ってんじゃないわよと。(※特定の誰かを指す話題ではありません)

 

はたまた、ブームが来てから「○○は流行ると思ってたんだよね~」とか言っちゃう人。

矢口

おいおい、先見の明があるアピールをしたいなら流行る前に言っとけと、やっすい便乗してんじゃないわよと。(※矢●真里とかを指す話題ではありません)

 

……と、何に怒ってるのかわからなくなってきましたが、とにかく、知ったかぶりには注意が必要です。十分な見識と経験がなければ、どれだけ知った風な口をきいても薄っぺらく聞こえてしまいます。

 

「なんでもっと早よ泳ぎに行かんかったんや」と反省

僕は反省しています。非常に反省しています。

なんでって、「海を泳ぐなら南の島」と知った風に決めつけていたから。テレビや雑誌で見る“南の島の海のステキなイメージ”が強すぎて、北の島である焼尻島であえて泳ごうとは思わなかったからです。

もうしこたま反省しています。反省しすぎて顔面が地面にめり込む勢いです。それくらい反省しています。

 

実はですね、このお盆休み、札幌から友人が来たのでなりゆきで「泳ごうか」となったワケです。

僕的には、「まぁせっかく島にいるんやし、こういう機会にでも泳がへんとな……」みたいな軽い気持ちです。

しかしその結果、僕はめちゃくちゃ反省することになります。

「なんでもっと早よ泳ぎに行かんかったんや……」と。

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2000円くらいのシュノーケルセット

 

改めて、白浜海水浴場を泳ぎました

14日に泳ぎ、15日に泳ぎ、僕は焼尻島周辺の海の世界に圧倒されました。

たまらなくなった僕は16日、島でお世話になっている兄貴に防水カメラを借りて泳ぐことにしました。海の中の写真を撮らずに夏を終われない!という、謎の使命感を抱きながら。

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場所は白浜海水浴場。

焼尻島周辺の海に生息するアザラシよろしく、アザラシになった気分で泳ぎます。

IMG_0113_R(4月撮影)

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アザラシ(28さい、♂)

ちなみに、道北の海と言えど、この時期(8月半ばごろ)はわりと気持ちよく泳げました。水温もそれほど低くなく、汗ばむ陽気にちょうど良い冷たさです。

ってなワケで、焼尻島の海の中を、少しおすそ分けしたいと思います。

 

泳いでみて感じたこと

  1. 南の島では見られない、「海の森」がそこに
  2. 海を通して「つながり」が見える
  3. 「とりあえずやってみる」ことの大切さ

 

南の島では見られない、「海の森」がそこに

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そもそも、「北の島の海」をイメージできる人はほとんど居ないのではないでしょうか。

一般的に「泳ぐなら南の島」、「潜るなら南の島」みたいなイメージで語られることが多いと思います。僕自身、南の島々にもよく行きましたし、カラフルな魚たちや神秘的に形作られたサンゴ礁を求めてよく泳いだものです。

 

その一方で、今まであえて泳ごうとすら思っていなかった「北の島の海」。でも、実際に泳いでみると色んなモノにワクワクさせられました。

言うなれば「海の森」

海藻を中心に広がる世界は、南の島の海とまったく違う雰囲気を覚えました。今まで泳いできた海とは、何かが違うのです。もうそれだけでテンション上がりまくりです。

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海を通して「つながり」が見える

泳いでいると色んなものが視界に入ってきます。

それは、島の人たちが浜辺から拾い集める海藻の根っこだったり、北海道の味覚として名高いウニが棲息している様子をだったり、海藻の陰に隠れる魚やカニだったり。

なんと言うか、島暮らしの中で断片的に得ていた海の知識が肉付けされていくのを感じました。

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「雨上がりのあとは海水は濁りがち」……とか。

「ノナ(キタムラサキウニ)は沖側に多く棲息、ガンゼ(エゾバフンウニ)は丘側に多く棲息」……とか。

「川と海が合流する付近は森林の栄養素が多く流れ込む。適切に栄養が循環している場所は海藻や小魚が多く棲息している」……とか。

 

日々の暮らしの中で聞いて学んでなんとなく知った情報について、実際に確かめる機会となりました。この答え合わせをしていくようなワクワク感、なかなかのものです。

あのとき聞いたあの話はこれのことだったのか!的な。。

 

「とりあえずやってみる」ことの大切さ

ハッキリ言って、僕が初めてこの白浜海水浴場を見たとき、「こんなとこで泳げるの?」と思いました。

IMG_4070_R岩だらけ。。

なにせ海水浴場と言うには、ちょっと足場が不安定。“焼尻島の観光”としても特別PRされているワケではないし、観光客もたまに見る程度です。

だから、僕もあえて「泳ぎたい!」と思うものがなかったワケですが、これがもったいなかった。たった3日泳いだだけで偉そうなことも言いづらいけれど、焼尻島の海、これめっちゃオモロい!!

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そしてまだまだ、オモロいことがあるかも知れません。場合によっては、もっと奥深い観光資源に昇華させられるのではないでしょうか。ていうか、せっかく観光で焼尻に来る人がいるんだから、こういうのをガッツリ見て欲しい!!

……と、なんやかんやテンション上がり気味です。寒くて泳げなくなるまで、ちょっと海に通ってみたいと思います。(でも最近風強いし気温低め……)

 

ここ数日、“協力隊としての成果”や“半分を過ぎた任期”を気にするあまり、「遊んでいる暇がない」「のんびりしている余裕がない」みたいな気持ちが強まっていましたが、「そもそも焼尻島を遊ばずして島おこしなんて出来るものかな?」と思い直しました。うん、大事なこと。

協力隊の場合、遊びと仕事の境目があいまいになりがちなので注意が必要ですが、少なくとも“遊び心”を失ってはいけませんね。

 

いいカメラが欲しい

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あとやっぱり、「いいカメラ欲しいなー」と思います。

なんだったら防水仕様のカメラが欲しいです。

基本的に僕が地域おこし関係で使用している写真はほぼ全て自前のi-phoneで撮影しています。

自分の金銭的やりくりの関係で、なかなかカメラを買おうという決断にいたりませんが、最近ふつふつと「もっと質の高い写真を撮りたい欲」が出てきました。

NPOえんべつ協力隊のけっけた……はらちゃん(@idenxtity)がハマっているカメラの世界、僕もめちゃめちゃ魅力的に感じています。

一眼レフカメラを持って1年半。RAWデータ撮影がメインになって気づいたこと。 – inakalife

レンズ沼に嵌りかけているわけですが、なんとか持ちこたえたいと考えています。 – inakalife

これはよくない(?)傾向です。笑

 

特に、焼尻の海の良さは今回挙げている写真程度じゃ全然伝わらない。

広報的ポジションを(勝手に)担っている以上、写真がお粗末だと格好付きませんよね。

 

要はこの地域でもっと稼げるようにならないと、そこまで手出しできないってこってす。

カメラ買うよりも、そこのハードルのが高いのかも。

頑張ります。

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