夕陽を見比べる。同じ景色を定点観測してみるのも面白いかも?
こににちは。
最近は寒くなりまして、気が付けばすっかり虫を見かけなくなりました。
虫嫌いな僕としては喜ばしい限りです。寒いけど。
ところで最近、あることに気付きました。
「寒くとも暖かくとも時間は流れている」ということです。
何をごく当たり前のことを言っているんだコイツアホカボケと思われるかもしれませんが、ちょっと聞いてください。
ある日、職場から自宅へ帰ろうとしたところ、こんな景色を見かけたワケです。
これ、焼尻島の工兵街道と呼ばれる坂道です。
昭和9年、焼尻島に派兵された旭川の工兵さんが、当時は歩行すら不可能だった岩石の崖地を爆砕し、なんとか作り上げた道路なのだそう。
現在はなんの変哲もない道路として機能していますが、歩けばけっこう急な坂道であり、そこから眺める夕陽はなかなかのモノです。
……で、今回改めて見たのは、お隣・天売島へ沈みゆく夕陽。
夕陽なんて特に意識することなく、当たり前のように見ていましたが、天売島へ沈む夕陽には「おっ、」となりました。
なんでかって、それまでは水平線に沈む夕陽ばかり見ていたから。
世間一般では水平線に沈む夕陽のほうがよっぽど珍しいのに、この島に住んでいると水平線以外に沈む夕陽の方が珍しいから意味不明です。笑
特にこの日は空気も澄んでいたので、思わず写真を撮ってしまったワケです。
一応、夕陽がキレイに見えたときはスマホで写真を撮っている僕。
季節ごとに見比べてみると、沈む位置がけっこう違っています。
この工兵街道からだと、向かって天売島の右側に沈むことのほうが多いです。
2014年4月撮影
2014年8月撮影
2014年9月撮影
2014年10月撮影
これら、撮影場所は微妙に違うのですが、基本的に同じ道路から同じ方向を撮影しています。
いやぁ、こうして見比べてみると、案外オモロイです。
夕陽に限った話でもありません。
徒歩で1周しても3時間程度の小さな島ですが、焼尻島は毎月本当に表情が違います。
毎月同じ場所で同じ景色を撮影する定点観測なんかやってみてもオモロイかも?
ていうか、やっとけばよかった。(・ω・)